今日(7日)の午後、大手証券の支店セミナーに出席してきました。
さすがは大手、中堅証券のセミナーと違い、参加者多数です。
テーマは、内外株式の見通し、講師は支店長。
4月に着任したばかりの支店長、張り切っていました。
で、セミナーの要旨は次の通りです。
サブプライム絡みの米国の金融不安は、間もなく一段落するであろう。
それを受けて、当面、NYダウの上昇が予想される。
米国がズッコけて特をする国はない。ドル安も一段落するであろう。
半面、日本株は、企業の業績好調にもかかわらず、あまり期待できない。
国内企業の来年(2009年)3月期は、今年に続き増益の見込みである。
金曜日のセミナーの講師と見解が違い、円高による業績への影響は限定的とのこと。
しかしながら、今年に入ってPERとかの指標が通用しない状況に売られている。
日本株不振の最大の要因は、政治不安。
今のようなねじれ国会が続くようでは、これからも株価の頭は抑えられるであろう。
NYが10%上げたら東京は5%の上げ、NYが5%下げたら東京は10%下げ。
この状況が続くであろう。
とにかく今の状況では、外国人は日本株を買って来ない。
今、日本株を買い上がっていく材料は見当たらない。
国会が解散して総選挙にでもなれば、それが上昇のきっかけとなるかも知れないが。
そんな中で、強いて個別銘柄をあげるなら、資源絡みで商社株であろう。
また、外国人の所有比率が大きく、直近売り叩かれた銘柄のリバウンドも面白いかも。
当分ダメなのは、原料高の影響を受ける鉄鋼株と自動車株。
やはり期待が大きいのは、新興国の株式であろう。
。
BRICsの中では、
B>R>>>I>C の順。
これからはブラジル、ロシアの資源国の優位か続く。
今、中国の最大の課題は、国民の不満解消のためのインフレ抑制であり、
これは、株式から見ればマイナス材料である。
要約すると、株式なら、
新興国 > 欧米先進国 > 日本 そして、内外共通のテーマは
「資源」という感じでした。
日本株で含み損を抱えている投資家には、今回のセミナーもきびしい内容でした。
以上が今回のセミナーの要旨ですが、私の聞き違いがあるかも知れません。
講師の話もあくまで予想です。投資は自己責任でお願いします。
新任の支店長、よく勉強されているのに感心させられました。

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見ても一番勢いがあるようですね。
米国を抜く程の勢いがあるとか・・・
それにしてもびん介さんはセミナーに
よく参加されていますね。
私も一度位は参加してみたいとは思う
のですが、どこの証券会社からもお誘いの
電話一つ来ません(悲)
FXの短期売買の裏技見つけてみたいです。
でもFX界には参戦したばかりでまだまだ
手探り状態です。
もし何かヒントがあれば教えて頂けたら
と思います。。。