先週末の8月27日付で、恒例の資産評価を実施しました。
結果は、円高と株安の直撃を受け、8月末は7月末に比べて381万円
のマイナスとなりました。
前月末がプラス209万円で、一息ついていたのですが、8月はその2倍
近いマイナスとなってしまいました。
内訳は、日本株 マイナス256万円、主に為替の影響を受ける商品 マイナス
86万円、新興国株式投信 マイナス24万円、Jリート マイナス38万円、
その他プラス23万円となっています。その他のプラスは、長期保有の
電力株で、前月は唯一マイナスでしたが、今月は唯一のプラスとなっています。
いつもの通り、7月末(7/30)と今月末(8/27)の主要指標を比較すると、
日経平均は9,500円⇒8,991円、米ドルは86.70円⇒84.35円、
ユーロは113.10円⇒107.20円となっています。(為替は日本時間
10時のレートです)
日経平均の下落には、いろいろ要因があろうかと思いますが、やはり
円高の影響が大きいと考えます。そして為替ですが、円に対する米ドルの
下落率は2.7%、ユーロの下落率は5.2%となっています。
世の中では米ドルについて、「1995年以来の円高」と大騒ぎとなって
いますが、8月はユーロの方が米ドルの2倍近い下落率となっています。
いずれにしても、円の独歩高には間違いありませんが。
週末のNYでは、幾分円安に振れたようですが、明日(30日)以降
どんな動きになるのでしょう? 欧米各国共、自国通貨安容認の姿勢、
日本1国だけでの為替介入では、一時的な効果はあっても、焼け石に水
に終わりそうな気がします。
為替については、経済評論家の間でもいろいろ見解があるようですが、
今の円高は少々行き過ぎでは?という気がしています。
いずれ、何かのきっかけで円独歩安となる時期が訪れるのではと思って
いますが、どうでしょう?
ともあれ、しばらくは円高、株安で、厳しい局面が続きそうです。
が、ここはバタバタせず、じっくりと構えたいと思っています。
いつも書いている通り、私の投資スタイルは外債型投信を中心とした
インカムゲイン狙いの長期投資と、キャピタルゲイン狙いの日本株中期投資
の2本柱です。長期投資の方は放置のまま、中期投資の方は、下押しが
あればナンピン買いのスタンスで臨みたいと考えています。
それにしても、IPOはさっぱりですね。
どうやら、今年一杯、開店休業が続きそうです。
日本株全体が安定した右肩上がりになり、主要銘柄だけでなく新興市場
にも短期資金が流入する局面にならないと、IPOの復活は無理なような
気がします。
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毎日暑くて何もする気がおきません。
それにしても、IPOが盛り上がらないので全く面白くありません。
来月こそ大物IPOの出現を期待しております。