本日(25日)も、円高、株安の流れは止まらないようです。
中期投資派としては、そろそろ仕込みの時期か?と思っていますが、
金融株の大部分は最後にナンピン買いをした時より、まだ高値にあり、
慌てることもないので、じっくり構えています。
他のジャンルでは、いろいろ買い時の銘柄もあるのでは?と思いながら、
こちらは日頃あまりフォローをしておらず、見送っています。
見送っている原因は他にもあります。一般的にPOの発表があると、
その銘柄は売られますが、どの銘柄がいつPOを実施するのか?
よく分からないからです。新株発行が無く、売出しだけのPOなら
希薄化はないはずですが、それでも売られるのが昨今の状況です。
その意味では、POの発表後に下値を拾うか、直接POで取得した
方が、安心感があるよう気がしています。
直近のPOは、あまりにも地合いが悪かったのでJリートを含めて
全て見送りましたが、この観点から、これからは割安と思われる
ものは拾って行きたいと思っています。
いずれにしても中期鞘取りトレードですから、日経平均が7000円を
切るまでを視野に入れて資金を準備し、じっくり行こうと思っています。
いくら下がっても8000円までだろう?と思ってはいますが、政府が
適切な円安誘導をせずに、1米ドル=75円というようなことになれば
底が抜けて、本当に7000円割れまであるかも知れません。
今のように、政府首脳が寝ぼけたコメントを続けるなら、市場から
見くびられて、75円割れの可能性がないとは言えません。
一昨日に続き、全く影響力のない私の素人考えですが、政府首脳は
次のようにコメントすればよいのでは?思います。
「直近の円高は輸出企業にとっては痛手ではあるが、反面、資源を
持たないわが国にとって、自国の通貨がこんなに光っているという
ことは歓迎すべきことであり、これを活用しない手はない。」
「この際、日銀がジャブジャブに金融緩和し、強い円を活用して
将来に備えた備蓄をどのような図るべきか?官民一体となって
早急に考えたい。」
「まず政府の方は、そのための戦略会議を緊急に招集する。民間の
方でも速やかに対応してもらいたい。」
日銀が速やかに金融緩和を実施し、政府首脳が世界に向かって
本気度を示せば、発言するだけでもよいのです。
首相を始め、円高で「えらいこっちゃ」と、うろたえているより、毅然と
した態度で、「円高を活用して世界の資源や利権を買い漁る」的な
発言をした方が世界は拒否反応を示し、円安誘導には効果的だと
思いますが、どうでしょう?
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