本日(23日)も先週から引き続き円高傾向、特にユーロが安くなった
ようです。国内株式も低空飛行が続いています。
国内株式低迷の最大の要因は円高。円高が輸出企業の採算を悪化させ、
景気の足を引っ張り、GDPも伸び悩むと言われています。
本日の株式市場は、「菅直人首相と白川方明日銀総裁が朝方に電話で
会談したが、為替介入の話が出なかったとされ、日銀の追加金融緩和
も含めた政策対応への期待がいったん薄らいだことも重荷になった。」
と報道されています。
また一部に、政府の追加経済対策を求めるメディアの報道もありますが、
日本の株式市場低迷の最大の原因は、まさしく円高だと思います。
追加経済対策は景気の下支えにはなると思いますが、かえって円高を
促進するようにも思います。
ですので、日本の株式市場の回復は、いかに円安誘導をするか?に
かかっていると思います。
その方法ですが、まず為替介入が囁かれています。
しかしながら、欧米の先進各国が、自国製品の輸出を有利に進めるため
自国通貨安容認をしている状況では、日本だけの為替介入では一時的に
円安に振れてもほとんど効果ないと思われます。
次に日銀の金融緩和策、これについては、評論家の間でその評価が違う
ようですが、素人目に、それなりに継続した効果が期待できるのではと
いう気がします。
併せて少々過激な発言になりますが、この日銀がジャブジャブにした円
を使って、官民協力して、欧米各国の個人や政府のプライドを傷つける
ような利権や資源を、円高を活用して買い漁ることだと思います。
1980年代の後半、日本企業がNYマンハッタンの著名ビルを買収
しようとして反感を買ったように、欧米各国からすごい反発が来ることが
予想されます。実際に買い漁りを実行しなくても、政府要人や財界から
このような発言が出るだけで、一気に円安に振れるものと思いますが、
どうでしょう?
もちろん、欧米先進各国を本当に敵にまわしてしまったら大変です。
頭のよい人達が知恵を絞って、大人のやり方でうまく進めることが
必要だと思います。
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