ブログ村の新規公開株人気ランキングでは、昨日、今日(29日)と
「国際石油開発帝石」や「パナソニック」の話題で賑わっていますが、
IPOの話題はほとんどありません。
それもそのはず、アイケイケイは、本日も下値を模索する展開で、
出来高も激減、まことに侘しい状況になっています。
そんな中、皆さん、POの繋ぎ売りトレードに精力的に取り組んで
おられるご様子、その活動力には敬意を表しています。
残念ながら、私にはそのようなパワーもなく、POの繋ぎ売りは
不参加、愚直に「中長期投資」に徹しています。
私の「中長期投資」、これまでに何回か記事に書きましたが、記事
ネタもないので、改めて簡単に紹介させていただきます。
まず「中長期投資」を2つに分けて考えています。
一つはインカムゲイン狙いの「長期投資」で、利回りのよい金融商品
に投資、少なくとも5年以上、保有を継続しています。
現在「長期投資」で年間400万円ほど、利息、配当、分配金
がありますが、これは生活費に充当しています。
もう一つは「中期投資」で、主としてキャピタルゲイン狙いで、
保有期間は2~3年を目処にしています。
「中期投資」は、あくまで安く買って高く売ることを目的として
いますので、勝手に「中期鞘取りトレード」と称しています。
一般的に「素人の買い下がり(ナンピン)、プロの買い上がり」
と言われているようですが、日経平均が長期的にボックス圏に
ある相場展開では「中期鞘取りトレード」が無難だと考えており、
私は敢えて「素人の買い下がり」に挑戦しています。
4、5年に1回訪れる株式相場全体の下げ局面で、東証1部の
著名銘柄を買い下がって行き、反発局面で5割値上がりすれば
売り抜ける。後はキャッシュポジションで、次の値下がりを何年でも
気長く待つというスタンスです。
ですので、買いのタイミングは非常に重要で、慌てて買いスタート
を切るとすぐに資金が底をついてしまいます。売り叩かれて
「この銘柄がこの価格なら、自律反発で5割は上昇するであろう?」
と思った時点から買いのスタートを切り、以後、買い下がって
いく方法をとっています。高値圏にある銘柄の空中戦には、一切
参加しません。
プロからは「素人の投資方法、素人のナンピン買い」とバカにされる
この投資スタンスですが、1990年からの20年間で、ほぼ100%
近い確率で成功しています。
中でも金融株が最も投資効率が良かったという経験から、今回も
同様の結果を狙って、重点的に資金を投入しました。
果たしてどのような結果になることでしょう?
じっくりと待ちたいと思っています。
まだ予定の半分近くをキャッシュポジションに残していますので、
下値があれば、買い下がっていく予定です。
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貴兄推奨の中期鞘取りトレードの手法を
去年こちらでご紹介頂き取り入れていますが
実に効率の良い投資法だと感心しています。
ただ安い所で果敢に買いあがって行く訳ですから
言うは易しですが中々胆力は必要と実感します。
私の様な貧乏トレーダには資金の限りもあり
ナンピンはそうそう入れられず図々しい程の下値で
指値をし買えたら僥倖と言うスタンスで臨んでます。
POでヘッジをして鞘を抜く方も散見しますが
私は好きな銘柄と株価水準で判断しますので
参加した場合はノーヘッジでの中期鞘取りです。
ただ限定的な資金では5割増しまでの保持はきつく
良さげなPOが出るとまだ上がる可能性が高いものでも
泣く泣く売って資金を回す場合もありました。
今まで私は余りに無知で証券会社にとっては
理想的な顧客の一人だったように思いますが
この投資法によりぶれなくなりました。
今後とも適切なご指導を頂けると幸いです。