本日(23日)上場のアイケイケイ、悲惨な結果となりました。
朝9時、売り気配のスタートとなり、公募価格1320円に対して
初値は1112円、16%ほど公募価格を下廻る公募割れ発進と
なりました。
9時直前の前気配が900円に対し、売り買いそれぞれ1300枚
ほど、9時に場が始まった時は1320円で売り1629枚に対し、
買い126枚という、まことに閑散なスタートでした。
その後、売り気配で推移しましたが、途中1218円で1127枚
の買いが入っていました。
アイケイケイのOA1125枚の引受価格が1218円36銭
でしたので、これは主幹事野村のシンジケートカバー取引による
買戻しだったと思われます。
通常、売り気配の時には、特に野村主幹事の時は、買い戻しで
この引受価格で初値が付くことが多いのですが、今回はこれでは
カバー出来ず、1112円の初値となったようで、IPOの地合い
の悪さを物語っている結果となりました。
日経平均が低迷している状況で、本日(23日)のように反発する
局面では主力株に資金が回り、IPOは蚊帳の外というようなこと
が多い印象がありますが、アイケイケイがこれほど厳しい発進と
なるとは予想していませんでした。
アイケイケイは久々のIPOですし、私も全力で向かったのですが、
裁量配分にもありつけず、ネット応募で補欠3個という結果でした。
当選していたら間違いなく購入していましたが、チキンなもので、
補欠が多すぎるのを見て不安になり撤退したのですが、結果正解
だったようです。
アイケイケイ以降、IPOの新規承認が途絶えていますが、
出て来たら出て来たで、銘柄の吟味を慎重にする必要があり
そうです。
IPOの愛好家として、復活を期待していますが、そのためには、
何よりも日本株全体が右肩上がりになることが必要ではない
でしょうか?
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こんなにIPOセカンダリーへの参加者が少ないとは思ってもいませんでした。昨年の今頃はクックパッドで盛り上がっていたのに…。
また、今月末にはシニアコミュニケーションが上場廃止(※個人的には絶対上場廃止にすべき)になるかも知れませんのでIPO復活は当分難しいですね。
でも、クックパッド級の大物銘柄の出現をかすかに期待しています。