週末ということで、10月30日付で、10月末の資産評価を
終えました。
結果は、前月比 プラス240万円となりました。9月分が
前月比マイナス403万円でしたから、6割近く取り戻した
というところです。
内訳は、通常の株式+74万円、長期保有株式―38万円、
Jリート(リート投信を含む)+58万円、外債型投信+94万円、
新興国株式投信+4万円、米ドル建て定額年金保険+45万円
その他+3万円となっています。
他に、10月は分配金収入が34万円ありましたが、これは
資産勘定には入れていません。
通常の株式というのは、メガバンク3銘柄を含む金融株4銘柄と
IPOのDWTIです。
DWTIは、F社の予想がアグレッシブでしたから、少しは利益が
出るかと期待していましたが、チキンの初値売り、300株で
利益が5000円とわびしい結果となりました。
金融株は、1銘柄をストックに追加したのと、3銘柄の買い増し
をし、結果、4銘柄で74万円の評価増となりました。
長期保有株式というのは、電力株と私鉄株で、どちらも10年
前後、長期保有しています。
電力株は、2年前に買値の2倍まで値上がりしましたので、保有
の半分を利確しました。これだけ下がるのなら、全部利確して
おけばよかったと思っていますが、典型的な「たられば」ですね。
ただ、既に元本を回収していますので気楽です。
10月はJリート、全体に値崩れをしましたが、保有ウェートの
大きい日本賃貸住宅投資法人(旧リプラス・レジデンシャル)
が、幸いにも値を跳ばしてくれ、プラスになりました。
日本賃貸住宅投資法人は、大きな含み損を抱えていましたが、
今年2月に5万円前後で10口買い増したのが、今のところ
うまく行っています。今後、どうなるか判りませんが。
為替の面では、10月は総じてあまり変動がない1か月で
したが、月末の評価時点で、主要通貨に対して、少しだけ
円安に振れました。
そのお陰で、保有ウェートの高い外債型投信の評価額が
軒並みアップしました。
また新興国株式投信は、インド株投信が少しだけマイナス
でしたが、BRICs投信がこれをカバーしてくれて、全体として
わずかにプラスとなりました。
米ドル建て定額年金保険は、外貨定期預金と同じような
性格のもので、10月に利息相当分が出たため、その分と
若干の円安で、評価額のアップとなりました。
そもそも、この米ドル建て定額年金保険は、5年超保有して
解約または満期償還を受けたら、利益分に対して税制面で
有利な一時所得が適用されるということと、資産の一部を
外貨に分散ということで加入契約しました。
昨年からの急激な円高は予想を超えるもので、まだ少し含み
損の状況ですが、複利計算で米ドル資産が増加しますので、
今の為替水準のままで、来年利息相当分が加算されたら、
含み益に転ずる予定です。
これとは別に、同じように一時所得の適用を受けられること
から、同一銘柄の個人変額年金保険を2口持っています。
2口にしているのは、所得税の適用される年をずらすためです。
現在運用益は、それぞれ99万円、70万円となっていますが、
この3か月ほどは運用せず、キャッシュポジションに放置した
ままです。従って、厳密には少しだけ管理費相当分が減額
していますが、評価額に増減はありません。
以上、個人年金の話に深入りし過ぎましたが、全般的に10月
は、小動きの1か月でした。
評価額が前月比プラスになったのは喜ばしいことですが、
たまたま週末の評価額算定日に、日経平均が上昇し、為替も
円安に振れたお陰という側面があります。
日本市場が順調に週末を終えたのに対して、その後のNY
市場、NYダウが250ドル近く急落、為替も、またまた円の
独歩高に振れています。この影響で、今週から(2日~)の
日本市場もまた下値を試す展開になりそうです。
私の金融資産も今週は、またもや評価減となりそうですが、
まぁ中長期投資、中長期保有を基本にしていますので、
一喜一憂することなく、じっくり構えていきたいと思っています。
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