一昨日(10日)、ある株式セミナーに参加してきました。
店頭主催の株式セミナーは、いつも通りの、行け行けドンドン、「景気の
底は確認された。日経平均は当面、リーマンショック以前の12,000円
を目指す展開になるであろう?」ということです。
「もう一段、円高が進めば、一時的に10,000円を割る押し目があるかも
知れないが、その時が絶好の買い場だ」とか。
そして、「中長期の投資テーマとして、環境関連銘柄に注目したい」として、
特に次の5銘柄が、推奨銘柄として挙げられていました。
ディスコ(6146)、日本ガイシ(5333)、SMK(6798)
荏原(6361)、田中化学研究所(4080)
環境関連というのは、中国関連と共に、耳にタコが出来るほど聞き飽きた
テーマですが、帰宅してから一応、5銘柄のチャート等を調べてみました。
いずれも、年初を底にかなり買い上げられているようで、PER的にも既に
高値圏にある銘柄が多いようです。個別には、それぞれ好材料があるという
ことですが、今の株価は、既にそれを折り込んでいるようにも見え、最早、
空中戦の領域に達しているように感じます。
中長期の投資テーマ銘柄といっても、株価はそれを先取りして行きます
ますから、一般的に、私のような弱小投資家に情報が届いた時には、
既に8合目、9合目、場合によっては頂上ということが多いものです。
ですので、経験的に、推奨があってから買って、中長期保有で成功する
可能性は低いです。とりわけ、今回の推奨銘柄は、割安株を底値で拾う
という、私が実践している中期鞘取りトレードとマッチするものではなく、
今の時点で買うつもりはありません。
但し、テーマ性で物色され出したらマネーゲーム化して、理論的に説明
できないほど、値を飛ばす銘柄が現れるのも、株の世界です。
セミナーでの推奨銘柄、いずれも動意づいているようですから、短期の
スイングトレードなら、値動きがよく面白いのでは?と思います。
あくまで投資は、自己責任でお願いします。
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いつも貴重な情報有難うございます。
確かに、びん介さんの投資スタンスである「中長期の投資」として、
ここにあげられた銘柄は「ちょっと・・・」という気がしますね。
ところでここえきて急激な円高になってきており、
ドル円が90円を割り込みそうな勢いですが、
株式の暴落(びん介さんにとっては仕込み場ですよね?)がまたくるかもしれませんね。
円高というよりも、やはりドル安なのですかね?
70円、80円という事が起こる可能性があるようですが・・・。
では、また。