今日(4日)の日経平均、朝方は100円以上、上昇する場面がありましたが、
後場は伸び悩み、「行って来い」の22.54円高、10,375.01円で引けました。
前日比で値上がりではありますが、利食いに押され、どうやら上値の重い
展開のようです。
明日以降、どう動くのか?予想は出来ませんが、日本国内だけを眺めれば、
月末に総選挙を控えていますし、売りを吸収しながら、自力で一気に
上っ放れするパワーも乏しいような気がします。要は海外、特にNYダウ
の動向と外資の動向次第というところでしょうか?
このような様子見の時は、個別銘柄が物色されるパターンをよく見かけます。
それを見越してかどうか知れませんが、店頭の男性担当者から個別銘柄の
買い推奨が来ています。昨日は千代田化工(6366)、今日はブリヂストン
(5108)です。
チャートを見ると、どちらも7月中旬から急反発しています。私はチャート
を分析する能力が全くないのですが、チャート的には、ブリヂストンは
「戻り高値を抜けば一段高」というパターンなのでしょうか?
でも、このような局面での買いは、「大底で拾って中期鞘取りトレード」
という私の投資スタンスとは相容れるものではありません。
そう思いながら、担当者に聞いてみました。
「私の投資スタンスは、じっくりホールドして、買値から50%ほど値上がり
したら売るというものですが、今のブリヂストン、これに当てはまりますか?」
担当者からの答えは、「ブリヂストンは1割上昇したら、利食い、もし、1割
下落するようなら、損切りしていただきます。」
ほぼ、予想通りの回答でした。
私「そんな空中戦のバクチはしない主義だと、いうことを以前にもお話した
はずですが・・・」 担当者 「でも、株の売買ってそんなものですよ。」
スイングとかの短期トレードならその通りかも知れませんが、少なくとも、私の
投資スタンスとは合わないことを、もう一度はっきり言ってお断りしました。
この担当者、「短期トレードで儲けていただこう」という気持ちもあるのでしょうが、
「操り人形のように、短期トレードで回転売買させて、手数料を落とさせよう」という
魂胆の方が見え隠れします。
以前にも言っておいたはずなのですが、再度「日本株は、自分の判断で手数料
の安いネット証券で取引しますから」と念を押しておきました。
ところで、クックパッド、すごいですね。昨日は初値から5割近く上昇し、28,200円
までありました。これこそ、空中戦のマネーゲーム、チキンの私なんかの
出番ではありませんが、これからのIPOにとっては、大きな期待が持てる
相場展開となっています。
このIPO好地合いの間に、早く新規承認、出てきて欲しいところです。
ま、承認があっても、店頭証券には、前述の如くお奨め商品に対して、
是々非々というより非々で臨んでいますので、裁量配分は望めそうに
ありませんが。
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