ユビキタスエナジー、予想を超える初値となりました。
朝9時前の気配を振り返ってみますと、8時30分頃2,000円を付けていた
のに、時間の経過と共に切り下げ、8時50分を過ぎると、1,500円~
1,550円の間で推移しました。9時直前の私の記録では、1,550円に
売り1,261単位、買い1,280単位でした。
この状況で9時に場がスタート、気配は、950円で売り670単位、
買い2,881単位でした。このままで、気配切り上げと共に売りが膨らん
でいき、F社予想通りの1,400円前後の初値か?とも思いました。
ところが、その後大幅な買いが入り、9時9分頃には3,800単位にまで、
増えました。この間、売りも増えましたが、わずかで、718単位でした。
この状況を見て、「初値は相当にきり上がるのでは?」という期待を
抱きました。
結果11時55分に2,000円で初値がついた訳ですが、予想外の好発進
となりました。当日の市場全体の好地合いと、前日上場の大研医器
の初値後の堅調が、セカンダリーの買いを誘った結果だと思います。
前日にF社がネガティブ的なコメントをしても、マネーゲームには影響が
なかったようで、私が先日書きましたように、IPOの初値は需給がすべて
ということを再認識した次第です。
それにしても、F社の市場コンセンサス1,400円~1,500円という
のは、何を根拠にしているのでしょう?
前々日まで、1,500円~2,000円の初値予想をしていたのに、前日に
なって「営業手法のネガティブな見解が懸念される」というコメントを出して
初値を切り下げました。こんなコメントの内容ならプロのF社は、承認直後
にはにつかんでいたでしょうに?
そもそもIPOは、初値の目処というものはあっても、初値の市場コンセンサス
というようなものは、存在するのでしょうか? 初値は、当日の地合い
諸々が需給に反映されて、大きく変動するということだと思います。
それにしても、ユビキタスエナジーは初値が上がり過ぎか?まだ市場に
これ以上買い上げるマネーゲームのパワーが不足しているのか? 14時
30分以降は、ナイアガラ状態になってしまいました。
私は公募の1単位、無事に初値で売却できました。公募組も大多数の皆さん
も初値売却されたものと思います。午後のナイアガラは、公募組の売りという
よりは、セカンダリーの見切り売りではないでしょうか?
このような状況は、セカンダリーの戦意喪失を招き、以降のIPOには好ましく
ありません。来週のユビキタスエナジーの切り返しを願っています。
今回の記事、F社からクレームがつくかも知れませんね。
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上場までに訴訟が無くてよかったですね。
仕事柄、ブレーカーがよく落ちるようになったという苦情だけは受けるので、Fのネガティブコメント以前から心配してました。
なかなか、抽選後にはこんな内容のコメントはできないですよね。(笑)
ああ、苦情のブレーカーかはどこが売ったか知らないです。