こちらの地方は、今日(27日)も、朝からうっとうしい天気です。
昨日は、久しぶりに晴れ間が見えたので午後、運動を兼ねて散歩に出ました。
バスに乗れば8分ほどですが、駅まで散策しながら歩いて40分、到着後は
休憩を兼ねて、いつもの通り読書タイムです。駅前の“ミスド”を覗くと珍しく満員、
隣の“マック”で休憩することにしました。“ミスド”や“マック”は店内の照明が
明るく、読書するには最適です。
で、半時間ほど読書をしていると、声をかけられました。
顔を上げると、年配の女性? どなたかと一瞬戸惑いましたが、よく見ると、
近くの店頭証券のセミナーでよくお会いする人と、そのお友達でした。
お友達の方は、急ぎの要件があるらしく、10分ぐらいして一足先に帰り、
その後は、その女性と向かい合わせに座って、いろいろと投資の話をしました。
話を伺うとこの女性、途中お休みがあったようですが、投資歴は約50年との
ことです。若い頃は、ホンのわずかの投資だったようですが、今でも投資の世界
で生き残っているのですから、大したものです。この方から見れば、私の投資歴
20年はひよこのようなものです。偏見かも知れませんが、女性で投資歴50年と
いう人は少ないのではと思います。
そして、いろいろ参考になるお話を聞くことが出来ました。
この女性の株式投資ですが、昔は余裕資金が出来ると、少しずつ買い増しをして、
資産株として長期ホールドしたままだったそうですが、1997年のブラックマンデーの
後の値上がりで、持株をすべて処分したそうです。どの銘柄もあまりにも大きく
値上がりしたので、何となしにバブルの予感があったそうです。ですので、1990年
以降のバブル崩壊の時には、株は休憩していてバブル崩壊の影響をまったく
受けなかったそうです。
以後は、何年に1回か訪れる、株の大きな下落時しか出動していないそうです。
最近も、ここ2~3年金融資産の保有は、投信(グローバルソブリン、BRICs株式)
だけで、日本の株は高値圏にあると思って、キャッシュポジションで休憩していた
そうです。グローバルソブリンは、投資額が高額なようでしたが、長期に保有して
いるので、今の基準価額でも受け取った分配金を加算すれば、チャラとのことです。
BRICs株式投信は、投資額がわずかだったそうですが、当分見込みがないと判断して、
先日、損切りしたそうです。
日本株については、昨年秋の暴落後から投資を再開、今は1000万円前後を
1売買単位として、もっぱら日経225のETFの取引が中心とのことです。
しかも、中期投資と短期のスイングトレードの2本建てにしており、スイングトレード
の分は、既に2回利食って、かなり儲かったということです。
2日ほど前に、またスイングトレードの買いポジションを持ったそうです。
中期投資として保有している分も、日経平均が12000円になったら売却して、
また休憩とのことです。
みんなが買わない今が、最も株から目が離せないとおっしゃっていました。
その他、いろいろお話を伺いましたが、ご主人が会社を経営されているようで、
この方は、名目上の副社長とのこと。かなりの資産家のようでした。
資金に余裕がある人は、心にも余裕が持てて、じっくりと投資しますから成功する
ようですね。但し、株に投下する金額の限度は、決めているようで、今以上に
投資金は増やさないとのこと、信用取引は一切やらなとのことでした。
また、IPOについては全く興味がないとのことでした。
とにかく、長い投資経験から出るお話ですから、おっしゃる言葉には一つ一つ説得力
がありました。
この資産家の女性には、とても敵いませんが、投資スタンスに関しては、私と共通点
が多々あるように感じました。そして、この女性がその投資スタンスで、50年も投資の
世界で生き残ってきたのですから、改めて私の投資スタンスに間違いないでは?
と変に自信を深めた次第です。
それにしても、この年配の資産家の女性と“マック”でお会いするとは、予期して
いませんでした。
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カフェではなくて、マックが面白いですね。
びん介さんは考え方もお若いですからね。
軽い気持ちで書き込みました。
失礼がありましたらごめんなさい。ども!