ようやくIPO「大研医器」の新規承認がありました。
主幹事が野村で、3月12日東証2部上場、想定公募価格1,110円、
公開単位数11,000単位となっています。
待ちに待ったIPOですが、一見、地味銘柄のような気がします。
今年一発目ということで、人気化するのでしょうか?
今の市場環境を考えると、応募かスルーか悩むことになりそうです。
日経平均は、昨夜のNYの上昇を受けて、今日(4日)は結構反発しましたが、
ボックス圏の動きのようにも感じます。当分はこの辺りでもみ合うのでは?という
気がしています。そしてIPOがメインのブログで、こんな記事を書くと叱られそうで
ですが、今なら東証1部の反発が早そうな銘柄の下値を拾う短期トレードの方が、
IPOより儲かるのでは?という気がしています。
ということで、短期トレード挑戦を考えています。と言って私自身は中長期投資派で、
短期トレードの経験があまりありません。以下、独断と偏見で短期トレードについて
考察してみました。
短期の鞘抜きが目的ですから、ロング・ショート、どちらのポジションでもよく、
またその金融商品が高値圏にあろうと安値圏にあろうと関係なく、値動きの
よい時に投資(投機)するのが、短期トレードかと思います。
そして、スキャルピング等の超短期であっても、スイングトレード等の少し長め
の短期であっても、短期トレードは、思惑が外れると損切りすることが鉄則か
と思います。
実は、20年前に株を始めた頃(バブルの絶頂期)は、私も短期トレードから
投資の世界に入りました。でも儲けは小さく、値下がりしても損切りが出来ず、
ずるずると塩漬け株を増やしていく結果となりました。
今から思うと、短期トレードの基本を考えずに、ただ株は上がるものだと
思い込み、中途半端に何気なく参加したのが、失敗だったのですが。
ただ、チキンなことが幸いして、信用取引に手を出さず、小さな取引だった
ので、まだ株の世界で生き残れています。
私の周囲を見渡しても、最近投資を始めた人で、20年前の私と同じような失敗
をしている人が多いようです。
株を始めて経験が浅いうちは、なかなか損切りが出来ないものです。しかも、
つい1年ほど前まで、株は高値圏にありましたから、その時参戦した銘柄は
今、株価が1/2、1/3になっているものも見受けます。
セミプロのような人は別にして、スイングのような短期トレードで、長期間連続して
成功している人は、少ないように感じます。
どちらかと言うと、超短期トレードのデイトレの人に成功している人が多いようです。
「朝、市場の状況を見て、すばやく順張りでロングまたはショートのポジションを持ち、
動きが反転しそうになったら、即決済する方法」の方がスイングトレードより勝率が
高いようです。ネット証券の手数料が激安になったので、可能になった手法かと
思いますが、これで結構小遣い稼ぎをしている知人が周囲におります。
同じ範疇に入るのが、FXのスキャルピングかと思います。IPOブロガーさんの中で、
スキャルピングで成功されている方が多いようです。
といって私は、神経を使うデイトレやスキャルピングは、体力的について
いけません。一番勝率の悪いと思われるスイングトレードに敢えて挑戦です。
但し、中期保有も視野に入れた短期トレードを考えており、買いのタイミング
がなければ見送ります。今なら塩漬けになっても、下値リスクは小さく、損切り
しなければならないほどの値下がりはないのでは?思っているのですが。
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