今日(26日)午後、店頭証券の投資セミナーに参加してきました。
セミナーの主旨を要約すると、「株も為替も今が歴史的な買い時。
但し、余裕資金で買って下さいよ」ということでした。
この中の余裕資金というのが意味深長で、今までの「いけいけドンドン」
から、少々慎重な姿勢になっているのが窺えます。
まぁ、すぐには儲からないから、「中長期投資」でいうことなのでしょう。
為替のことはよく分かりませんが、「中長期では日本株は買いどき」
この点では私も同感です。ただ推奨銘柄のいくつかは、この春には
現在の3倍ほどしていました。今こそこの銘柄買い時と思いますが、
春の3倍の時点でもやはり推奨銘柄でした。
いつも思うことですが、店頭証券のセミナーや担当者の推奨銘柄は、
株だけでなく投信も、素直に信用しないのが無難かと思っています。
それなら、「なぜセミナーに参加するの?」と問われそうです。
その答えは「反面教師的であっても、参加したらそれなりに何か新しく
吸収するものがある」ということです。
そんな中、今ある店頭の担当者が、セブン銀行を推奨してきています。
銀行といっても、コンビニATMの手数料収入に特化しており、業績も
すこぶる順調なようです。この株式市場低迷の中にあっても、株価は
右肩上がりとなっています。
セブン銀行といえば、皆さん覚えているでしょう。今年2月に野村主幹事で、
ジャスダックに上場したIPOです。
公開株数(OA抜き)36万株強、公募価格14万円の超大型IPOで、需給面
から悲観的な判断をして、私はBBを見送りました。しかしながら、初値は
16万8000円と好発進。その後も順調で、今日の終値は33万7000円と
初値の2倍になっています。
担当者の推奨の通り、まだ上昇余地があるのかも知れません。でも、
高値圏にあると思われる?銘柄を追いかけないのが私の投資スタンス
ですし、今年春にBBを見送った銘柄を、今更買う気になれません。
即座に断りました。そもそも個別銘柄、手数料の高い店頭証券で
買う気はサラサラないのですが。
担当者が推奨してきたということは、いつもの例では、セブン銀行も
そろそろ頭打ちかな?という気もしています。
何も高値圏にあるセブン銀行を追いかけなくとも、東証1部に下値
リスクの少ない優良銘柄がゴロゴロしているという気持ちです。
それにしても、セブン銀行、公募でゲットして、最近までホールドされて
いた方や、今まだ持っておられる方には敬意を表します。
振り返ると、公募割れ続出のIPO超低迷の中、セブン銀行は今年の
出世頭でした。業績のしっかりした銘柄が買われるということでしょう。
そう考えると12月IPOも、単に大型、小型だけで判断してはよくない
のかも知れません。
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たしかにセブン銀行、押し目買いならともかく
これだけ地合が悪い中買われて続けてるのもなんだか
不気味でもありますね。
担当証券マンのいう銘柄は要注意ですね。私もいくつか塩漬け中ですが、どうせ後悔するなら自分の判断でやってしまったほうがまだ諦めがつくので。。。