今日(7日)も、NYの下落を受けて、日経平均大きく売られて始まりました。
ただ、10時前から盛り返し始め、後場も13時半現在、結構盛り返しています。
週末ですので手仕舞いもあるでしょうが、引けはどうなるでしょう?
さて、今日上場のオーウイル、7.1%公募価格より安い、418円で初値
がつきました。
9時前の気配を見ていると、418円に1件150,000株の買いが入って
いました。これはオーバーアロットメント(OA)で売り出された
株数と同数です。主幹事・野村のシンジケートカバー取引による
買戻しだったと思われます。
オーウイルの公募価格は450円ですが、幹事会社の引受価格は7%
引きの418円50銭です。ですからこれより安い価格で市場から
買取れば、第三者割当て増資を受けるより、OA分を返却した方
が得ということになります。
通常、引受価格は公募価格より6%~10%程度安く抑えられ、それが
幹事会社の引受手数料収入となる訳ですが、野村主幹事の直近の
仮条件下限で公募価格が決まった銘柄は、ほぼ7%となっています。
野村は、引受価格付近で、シンジケートカバー取引を入れるようで、
初値が7%程度公募割れ、というのが多くなっています。
例えば、電算システム、公募価格850円、引受価格790円50銭、
初値790円となっています。また内外トランスラインも、公募価格
1,200円、引受価格1,116円、初値も同値の1,116円となっています。
クロス・マーケティングとアサカ理研は、結構買いがあったので、
引受価格より高値で初値がつきましたが、その後、シンジケート
カバー取引が実施されたものと思われます。それにしてもアサカ理研、
今日は結構強いですね。一時公募価格を上回りました。
オーバーアロットメント(OA)ですが、公開株数の15%以内と
決められているようです。野村主幹事の場合、機関投資家や大口
顧客への配分が多いので、初値売りの圧力が少なく、OA分を
シンジケートカバー取引で買い戻せば、初値は支えられるということ
なのでしょう。
主幹事から見れば、引受価格よりももっと安いところで、シンジケート
カバー取引を実施すれば、さらに儲かることになりなすが、そこは
野村の良心というところでしょうか? それでも、公募でゲットして
初値売りすれば7%の損失が確定する訳で、IPOとしては何の魅力も
ありません。
にも拘わらず、「これだけ公募割れIPOを乱発しても捌き切れる
野村の底力」には敬意を表します。私なんか、野村さんからゴミ客扱い
されるのも当然といえば当然です。
ブログ村 ⇒ 

野村さん公募割れを乱発していますね~。
ここまでIPOが低迷してきたら
さすがにテンション下がってきます(T_T)
ところで来週末あたり奈良の紅葉を楽しもうかと
思っていますが時期的にはどうなんでしょ~。
ちょっとまだ早いのでしょうかね??
大阪にいるとあんまり秋を感じないので
楽しみにしています^^
(食欲はすっかり秋ですがw)
またおじゃましまーす。
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