昨夜(現地時間24日)のNYダウは、意外と強かったですね。
一時、約500ドル安もあったようですが、312.30ドル安の
8,378.95ドルで、週末の取引を終えています。
最近の値動きの激しい相場では、小幅安という印象です。
振り返ると昨日は、日本株(日経平均)の9.6%の大幅下落に始まり、
アジア各国も大きく下落しました。それを受けての欧州、米国でしたが、
英国、ドイツ共に5.0%の下落に留まり、米国に至っては、3.6%の下落で
終わっています。
「米国がくしゃみしたら、日本が風邪をひく」とは、よく言われることですが、
「日本が風邪をひいても、米国は大したくしゃみもしない」ということなの
でしょうか? それほど、世界における日本の影が薄いということでしょう。
そんな存在感のない日本の通貨、円だけが急激な独歩高、不思議です。
そもそも、今回の金融不安の震源地は米国です。そして、その津波が
大西洋を渡って、欧州を直撃しました。しかしながら幸い、太平洋を
渡って日本に到来した津波は小さく、金融機関に対する影響も、欧米と
比較して軽微なものでした。
ところが、日経平均とNYダウを比較すると、売られているのは日経平均
です。例えば、リーマンショック前の、まだ市場が比較的平穏であった8月末、
日経平均は13,032円、NYダウは11,715ドルでした。それが、今週末は、
日経平均は7,649円(下落率41.3%)、NYダウは8,378ドル(下落率28.5%)
となっています。
この間に円高が進み、輸出関連企業の業績悪化が懸念されたとはいえ、
米国の著名企業の業績悪化も顕著でした。
いつも言うことですが、日本株は売られすぎだと思います。最近は何か売る
ための材料を探しては、集中的に売り浴びせているような気もします。
外国人から見れば、同時に円高が進んでいますので、いくら叩き売っても
自国の通貨から見れば、損失が限定的ということなのかも知れません。
外国人売りで値を下げたら、当然、個人の狼狽売りが下げを加速します。
こんな時こそ、国内の機関投資家がしっかり買い支えて欲しいところです。
機関投資家、今、買っておけば、将来含み益となる可能性が高い?と思う
のですが、運用しているのは所詮サラリーマン、逆張りして失敗するより、
順張りして失敗した方が、言い訳ができるということでしょう?
ということで、私が買い支えに向かっているのでが、何せ1単位ずつ、
全くの焼け石に水というところです。(笑)
シカゴの日経225の先物、7,560円で終わったようですから、来週の
日本市場は、様子見からスタートすることになるのでしょうか?
また、円高が進んだり、NYの急落があれば、日本市場の大崩れも
ありそうな雰囲気ですが、何回も書かせて頂いている通り、日本株は
売られすぎだと思っています。
先週末は、私の集めている金融株、中でも銀行株が売られました。
QUICK掲載の日興シティグループ証券の野崎浩成氏によると、
「金融機関の保有する株式について株安に伴う資産劣化を
警戒した売りや、与信費用の増加に伴う業績下振れ懸念が
売られる一因」ということですから、来週も下値を模索する
展開となりそうです。
でも、日本の金融機関、2003年の不良債権を抱えた頃に比べたら、
今は、はるかに健全です。下値には積極的に買い向かう予定です。
でも、ブログ仲間の
ガッポリさん から過分に紹介して頂いたほどの
中長期投資の余力はありません。時間分散しながら銘柄を絞って、
1単位ずつコツコツ拾っていきたいと思っています。
ブログ村 ⇒ 

ご紹介有難うございます。
確かに日本株は売られすぎでしょうね。
びん介さんのお好みの大和証券も買いたいのですが、
60万円いるので。。。
野村證券100株にしようかなって(笑)
まだ検討中です。
では、またよろしくお願い致します。
ブログネーム ガッポリにしようかな(笑)