昨日(4日)夜、尖閣諸島で中国漁船が体当たりしてきた映像が
You Tubeから流出、今日(5日)は各テレビ局、このニュースで
大騒ぎでした。政府の危機管理のお粗末なのには、大いに危機感を
感じますが、映像が公開されて結果良かったという気がしています。
この映像に関して、中国政府筋は「日本船の方が悪い」というような
コメントをしているようですが、改めて恐ろしい国だと再認識
しました。これからは日本の企業も個人も「中国はこのように
力ずくで、白を黒と言い張る卑怯な国である」ことを常に頭に
入れて行動した方がよさそうです。
さて相場の方ですが、今週(~5日)は、後半2日間で日経平均が
大きく上昇しましたが、りそなHDのPOが響いたのでしょうか?
金融株は蚊帳の外というところでした。りそなHDのPOは見送り
の予定ですが、店頭から勧誘があれば少しだけお付き合いするかも
知れません。
そんな中で、昨日(4日)、ある投資信託を1銘柄売却しました。
三菱UFJ信託銀行が取り扱いをしている投資信託で、国内債券
80%と国内株式20%が組み込まれもので、約500万口を
8,737円で売却しました。
この投資信託、売却は私の名義でしたが、実は私が買ったもの
ではなく、合法的に11月2日付で私の保有になったものです。
これからの値上がりはあまり見込めないので損切りしました。
結果的に今日(5日)売却すれば、基準価額が少し上がったの
ですが、まぁ50歩100歩というところです。
為替の影響を受けず、株式の組入れ率も少ない商品なので、
リーマンショック以降の各種投資信託暴落の中、大きな値下がりは
免れていますが、そもそもこの投資信託、国内債券が長期低利回り
であることを考えると、ほとんど投資妙味のないものです。
手数料稼ぎなのでしょうが、それにしても銀行も投資の経験が
ほとんどない人を相手に、こんなものをよくも売りつけたものだ
と感じているところです。
また本日(5日)、IPOの新規承認がありました。
ポーラ・オルビスHD、またまた野村主幹事です。詳細は他の
ブログが詳しいので省略しますが、12月10日、東証上場予定
で吸収金額が300億円を超える大型上場となっています。
「ポーラの化粧品」と言えば、既に40年前、訪問販売主体で
価格の高い化粧品として有名でした。当時は「ポーラ」を使って
いると言えばお金持ちの代名詞のような感じで、私はあまりよい
印象を持っていませんでした。
その「ポーラ」が今頃なぜ上場?と不思議な感じがしますが、
売出し株数が多いところを見ると、既存株主の換金のための上場
でしょうか?
通常、著名企業の大型IPOは順調に発進をすることが多いですが、
このポーラ・オルビスHDについては、既に成熟しきった企業で
あるようですし、IPO的にあまり期待出来ないような気がします。
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