今週(~26日)、当落発表のあったIPO3銘柄ですが、チキン
なもので、「大光」はSBIを含めて完全スルー、「アニコム」は
残念ながら全滅でした。
唯一当選していた「エスクリ」ですが、全く予期せぬところから、
追加当選があり、びっくりしています。
結果「エスクリ」は、家族合計で700株の保有となりました。
SBIが主幹事だけに、初値売り圧力は相当大きいでしょうが、
吸収金額5億円ほどの小型IPO。願わくは、これを上回る
大量の初値買いが入り、好発進することを期待しています。
さて、これからのIPO応募ですが、「第一生命」は日を改めて
検討するとして、「セルシード」については「2012年に黒字化?」
という一部報道もあり、初値段階でマネーゲーム化するの
では?という期待から、応募する方向でした。
しかしながら、いろいろ調べて見ると、2007年12月に
同じNEOに上場した類似のバイオベンチャーである
「ジャパン・ティッシュ(7774)」、公募120,000円に対して、
初値96,000円、その後も鳴かず飛ばずで、昨日(25日)
の終値は62,300円と公募の半値近くに下落しています。
赤字会社の適正な株価というものは、私如きではよく
分からないのですが、昨年秋に好発進した「キャンバス」
や、初値後セカンダリー相場となった「DWTI」と言った
赤字バイオも、最近は低迷しています。
さらに、「セルシード」の吸収金額は、約30億円で、
「キャンバス」の2倍以上の規模、荷もたれ感もあります。
株は人気が人気を呼びますから、「セルシード」も将来性
を先取りして、大化けする楽しみがあるものの、反面、
初値買いが入らなければ、公募割れのリスクも感じます。
根がチキンなものですから、「セルシード」は当初予定
を変更して、完全スルーすることにしました。
「Paltac」と「ダイト」も、今のところ、完全スルーの方向
ですが、3銘柄オールスルーも寂しいので、今後の状況に
よっては、一部応募に変更するかも知れません。
3月は、悩ましいIPOが続きます。
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