明日(23日)は1か月ぶりのIPO、DWTIの上場です。
F社の直前初値予想は、600円となっています。
今週になって、先月上場したキャンバスやSHO-BIも
盛り返しているようです。この地合い受けて、DWTIも
大幅買い気配となって、好発進を期待したいところです。
ところで買い気配で始まった場合ですが、従来のジャスダック
の初日は、10分毎に公募価格の10%ずつ気配値を切り
上げて、初日は公募価格の3倍まで、初値が付いた後は、
公募価格の4倍がストップ高だったと思います。
但し、ジャスダックが大証に吸収合併されたことによって、
DWTIの気配値切り上げや、初値後のストップ高は
ヘラクレスと同じルールが適用されるようです。
以下間違っているかも知れませんが、DWTIが買い気配で
始まった場合の気配値切り上げについて整理してみました。
DWTIの場合、9時に290円からスタートして、10分毎に
14円刻みで27回気配値を切り上げていくものと思います。
ですので、15時の最終気配値は668円となり、この時点で
売りと買いにかなりの開きがある場合、初日はそのまま、
15時10分で打ち切りになるはずです。
DWTIは、668円に達するまでには初値が付きそうですが、
これまでのジャスダックの刻みが10%であったのに比べ、
ヘラクレスの刻みは5%以内ですので、明日はまったりと
した気配値切り上げとなりそうです。
大きな買い越し発進となった場合でも、従来のジャスダック
なら初日に870円まで気配値が駆け上り、初日に寄付く
可能性が高かったのですが、ヘラクラスルールでは、翌営業日
に持ち越され、即金規制となってしまいます。
さらに、初値が付いた後は、既上場のヘラクラスと同じ
値幅制限が採用されるようです。ですので、DWTIは
明日(23日)公募価格の4倍の1,160円まで指値売り
注文が出来るようですが、明日1,160円で約定すことは
有り得ないと思います。
以上、DWTIが買い気配で始まることを前提に話を進めて
来ました。
しかしながら、売り気配スタートの可能性がゼロという
訳ではありません。そうならないことを願っています。
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