週末(15日)の日経平均は、171.29円高の9265.02円で引けました。
終値ベースで、11日(月)の9451.98円をピークに、14日(木)は9093.73円まで
売られていましたので、その反発というところでしょうか?
為替は、全通貨に対して円高に動いています。以前ほどの急激な円高の
進行ではありませんが、来週(18日の週)も円高の状況が続き、NY市場
も弱いようだと、日経平均も調整にいるかも知れません。大きく下値を
探りに行くのでなく、一時的な調整であることを願っているのですが、
さて、どうでしょう?
それにしても、しばしば円高局面が到来しますね。
今回も、まず週初(11日)からの米ドル安に始まり、週末には「ドイツの
1―3月期GDPが市場予想を下回って悪化した」ことを受けて、ユーロが
急落ということのようで、週末には全通貨に対して、また円の全面高。
「投資家のリスク回避姿勢が再び強まり、円が買い戻された」と報道されて
ています。
経済コメンテーター等が「日本ダメ論」を展開している中で、「なぜリスク
回避の円買いなのか?」私には解りません。
先日のセミナーで講師が為替に触れて、「円の信頼が厚いということでは
なく、待避資金として取り敢えず、円が買われているだけ」と解説して
いましたが、これも説得力がありません。
「いろいろ政策が遅いとか揶揄されても、日本国及び日本経済は世界で最も
信頼性が高い」ということではないでしょうか?
少なくとも 私はそう信じたいと思っています。
さて、投資と関係がありませんが、昨日(15日)、大阪府と奈良県の境界にある
葛城山の山頂のつつじを見物してきました。
土日は混むであろう?と思って平日を選んだのですが、12時ごろにロープウェイ
乗り場に到着すると、何と3時間待ちです。歩いて登っても1時間30分ほどという
ことでしたので、歩くことにしました。
標高959メートル、健脚の方なら何でもないのでしょうが、久しぶりのミニ登山、
途中休み休みして、結局2時間かけて辿り着きました。
頑張って登った甲斐あって、山頂は四方が開けていて眺めは最高。
少し霞がかかってはいましたが、南側は水越峠を挟んで、標高1125メートルの
金剛山が目の前、東側は、畝傍、耳成といった大和三山を初め、飛鳥の地が
一望出来ました。
肝心のつつじですが、一目百万本と言われるつつじが、オレンジがかった朱色に
山肌を染め、あちらこちらから聞こえてくるウグイスのさえずりも心地よいもの
でした。つつじは少しピークを過ぎているようではありましたが、みごとな光景を
目に焼き付けて、帰りはロープウェイで下山しました。
今日(16日)からは関西地方、天気は下り坂のようです。それでも土曜、日曜は
さらなる人出と混雑が予想されますが、1回は訪れる価値のある葛城山頂でした。
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