今日(12日)は、為替が全面的に円高に振れていますし、昨夜のNY安
を受けて、日経平均も153.37円安と反落して終わりました。
これで、一旦上げ相場が終了して調整に入るのか? 再度10,000円を目指す
のか? これからの動きに注目です。
ところで昨日、駅前のファストフード店で読書をしていたら、いきなり
年配の女性に声をかけられました。
顔を上げて見ると、よくセミナーで同席する方で、以前にブログで紹介した
ように思いますが、確かご主人が個人経営会社の社長で、この方は副社長と
いう資産家です。今も週に2日ほど出社しているそうで、まだ16時頃
でしたが、会社帰りだそうです。
向かい合わせに座って、30分ほど話をしたのですが、この方の株の
投資は豪快で、2カ所の店頭証券で、1回に500万円前後、個別株の
売買をしているそうです。
投資スタンスは短期トレードで、買値より2割下がったら損切りと
決めているそうです。また信用取引には手を出さないことも決めて
いるそうです。
で、投資の成績ですが、当然の如く昨年秋までの暴落では、損切りの連続
だったそうですが、今年になってから、100万円、200万円単位で
売却益が出ているとのことです。最近もケネディクス(4321)を
16,000円付近で300株、買ったそうで、今日売却予定とのことでした。
帰ってチャートを見るとケネディクス、昨日は24,000円近くまで上昇して
いました。今日は大きくストップ安まで下げましたが、朝方22,000円付近
で売却したとして、10日あまりで180万円の利益、見事なものです。
お話を聞いていると、とにかく株が好きで、脳の活性化にも最適とか。
最近は好調ですが、長期で考えたら、勝ったり負けたりで、連続して
勝ち続けることは出来ていないとのこと。
「そりゃそうでしょう。今は暴落した後の反発局面ですから、短期でも
儲かる確率は高いでしょうけど、高値圏にある銘柄の短期トレードは、
丁半の世界ですよ!」と言いたかったのですが、向こうの方が年配です。
口をつぐみました。
それと、この方の銘柄選定の情報源は、店頭の担当者だそうです。
いくつかの銘柄候補とそのチャートを見せてもらって、その中から自己判断
するそうです。
正確に計算はしていないようですが、2か所の店頭取引で年間に相当額
の手数料を落としているとのことです。今回のケネディクスでも、往復で
8万円ぐらいの手数料になるとのことでした。
但し、しっかりしていて3~4年前には、人気IPOを店頭裁量で次から
次へとゲット、相当な利益があったようです。
「IPO」という言葉はご存知ないようで、「新規上場」と言っていましたが、
このIPO自体の情報源も担当者からとのことです。
こんな方とIPO裁量を店頭で競り合っても、もともと勝ち目がなかった
と痛感しました。
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