11月末の資産評価を終えました。
先月末から51万円のマイナス、まぁほぼ横ばいです。
11月は、資産勘定外にしている分配金が64万円ありましたから、これを
加えると少しだけプラスというところです。
この64万円のうち、30万円が外債型投信の分配金で、すべて非課税です。
非課税ということは特別分配金、すなわち投信が個別元本を割り込んで
いるということです。非課税扱いで、元本の一部を返却してもらっているという
ことですが、今の為替相場のように、円独歩高の局面が続くようだと、少なくとも
後3年ほどはこの状況が続きそうです。
残りの34万円は、住友不動産のRIEF(リーフ)という商品の分配金です。
分配金は年1回、11月が受取り月となっています。
9月、10月と悲惨だった金融資産の目減りも、今月はようやく落ち着いた
ようです。もうこれ以上の円高や株安は、勘弁願いたいという気持ちです。
そして、出来るものなら来年は、目減り回復の年にしたいと願っています。
但し、一気の回復は考えず、まだキャッシュポジション(MRF)に残って
いる資産を大きく崩すことなく、時間をかけてじっくり対応していきたいと
思っています。IPOの復活でもあれば、少しは助かるのですが・・・
ところで、先の住友不動産のRIEF(リーフ)という商品、ご存知な方もおられる
でしょうが、Jリートと同じように不動産に出資する金融商品です。
但し、Jリートと違い、非上場の匿名組合方式をとっており、ほぼ元本保証
に近い商品となっています。住友不動産が破綻したら、お終いですが。
というのは、出資対象となる不動産物件の賃貸収入が、契約時から30%
以上下落しならければ元本が保証され、満期時に全額返ってきます。また、
その間、地震で物件が破壊された場合にも、救済措置がつけられています。
私の契約したのは2001年で、10年満期の商品です。金利は最初2.4%
からスタートし、2年毎に利率がアップ、今年は4.3%となっています。
ということで、43万円の分配金がありましたが、20%が源泉徴収されて
34万円ほどが受取り額となっています。この所得は、総合課税(雑所得)となり、
別途、確定申告が必要です。(年末調整で課税関係が完了する給与所得者
は20万円までなら申告不要)
私の場合は、その他の所得が少ないので、確定申告して源泉徴収された分
全額の還付を受けています。
この私の保有しているRIEF(リーフ)の利回りは、最終年には4.8%まで
アップします。最近は、RIEF(リーフ)という商品はなく、5年満期で利率
2.2%前後のSURF(サーフ)という商品が主軸になっているようです。
先進国の外債や外債型の投信に、利回り7%以上のものがたくさん出ている
昨今、つい最近まで、このRIEF(リーフ)やSURF(サーフ)という商品、利回り的
に見劣るように感じていました。Jリートのようなキャピタルゲインの楽しみもなく、
どちらかというと、国内債券に近い商品という感覚でした。
でも、最近のように急激な円高が起こって、元本が毀損してしまった外債や
外債型の投信、そして信用不安で、大きく値下がりしたJリートを見ると、今は
資産の一部を、RIEF(リーフ)に出資Iしておいてよかったという気持ちです。
円建てで元本割れの懸念が少ない金融商品が、最も安全ということを再認識
した次第です。
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