またもや、NYの下げを受けて、今朝の日経平均、下げて始まりました。
NYダウが73ドル安で、日経平均の前引は300円安となっています。
昨夜からの円の全面高も、日経平均下げの要因でしょうが、それにしても、
NYダウの4倍の下げとは、過敏すぎるような気がします。
皆さんは如何思われますか?
さて、注目していたヒューリックですが、朝方、売りが膨らんで
いくのを見ていると、午前の寄りは無理か?と思ってパソコン
から目を離してティータイムをしていました。ところが10時半
ぐらいから買いが入ったようで、10時34分に、公募価格470円
から10%近い割れの、425円で初値がつきました。
ヒューリックの上場を振り返ると、9時前の気配は390円
でした。当然9時になると、470円では、買いが約82,000株に
対して、売りが約280,000株と大幅な売り越しでした。
ところが、1円安い469円で、100,000株と大口の買いが
ありました。しかしながら、9時05分には、この100,000株の買い
がそっくり消えていました。これは何だったのでしょう?
この100,000株が前気配に反映されていたと思うと、今日は
先行きどうなるかと懸念しました。
しかしながら、結果は意外と高値で寄り、その後も堅調で、
前引は438円となっています。午後は分かりませんが、事業の
安定性から、市場は割安と見たのでしょうか? それとも、どこかの
買い支え?
話が変わりますが、ヒューリック株を、系列の芙蓉総合リース(株)
などが大量保有したという報告を、本日付で財務省が受付ています。
それによると、保有株数13,700,000株で、9.36%となっています。
もともと、芙蓉総合リース(株)の保有が無かったようですから、
13,700,000株全てを、今回のBBで引受けたとすると、公開株数
30,000,000株の45.6%を引受けたことになります。
ちなみに、この芙蓉総合リース(株)の筆頭株主は、ヒューリック
です。推測ばかりで真実は分かりませんが、何か今回の上場は、
みずほインベスター証券を含めた、みずほグループの中で合法的に
決算対策をしているのでは?と疑ってしまいます。
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