この1週間の日本の金融機関の動き、元気がよいですね。
三菱UFJがモルガンスタンレーを支援、三井住友がゴールドマンサックスを支援、
みずはがメリルリンチを支援、さらに野村が破綻したリーマンのアジア部門と
欧州・中東部門を引き受けと、すごい勢いです。
それを受けてか、今日(24日)の日経平均、引けにかけて強かったですね。
10年くらい前に、破綻した山一をメリルリンチが引き継ぎ(最終的に失敗に終わり
ましたが)、また破綻した長銀(現 新生銀行)をハゲタカがメチャ安い価格で
買取っって大儲けした時とは、180度時代が変わったように思えます。
1880年代のバブル当時、金余りの日本企業がマンハッタンの不動産を買い
あさったことがありましたが、あれは結果どうなったのでしょう?
結局、儲からず、失敗に終わったものが多かったように思うのですが、今回の
日本の金融機関の米国進出は、どういう結果になるのでしょう?
今回は、この前の不動産の買いあさりとは、質が違うように思うのですが、
迎撃ミサイルで、撃ち落されないことを祈ります。
一方で、国内の不動産関連事業は、連日のように破綻しています。
直近でも、3日前にHuman21、今日はリプラスが破綻です。
自業自得ということでしょうが、昔ならメインバンクがもう少し支援したように
も思います。
国内の金融機関、海外に色気を見せている反面、最近は国内には
ドライですね。
Human21と言えば、ひとめぼれを貰いそこねました。おまけに
放置していた100株、37,000円の損失となりました。
リプラスも、リプラス本体の株は持っていませんが、Jリートのリプラス・
レジデンシャル投資法人を何口か持っています。リプラスは今日
ストップ安となりましたが、投資法人の方はまだ値を保っています。
投資法人の資産は、リプラスとは別に保全されているはずですが、
運営主体の破綻は、明日以降、かなり影響がありそうです。
IPOですが、今日、大和主幹事で2個承認がありましたね。
これらが上場する1か月後の地合いは、どうなっているのでしょう?
それはそうと、18時頃、外出先から帰宅した途端に電話が
鳴りました。IY証券からでした。
内容はメディサイエンスプラニングのBBの案内です。
「そんなIPOありましたか? 最近、IPO休憩していますので・・・」
とお断りしましたが、150単位しか持っていないIY証券で余っている
様子でした。
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